アレックスの施工技術力

アレックスでは、施工技術力・工事完成度UPへの取り組みを常に続けています。とはいうもののこれはなかなか簡単な事ではありません。現場監督の管理能力が上がっただけでも、職人さんたちの技術力が上がっただけでもトータル的な完成度のUPはできません。個々の技術力を高めた上で、現場に携わる人間みんなが一丸となり、心を合わせて工事に取り組む事が必要です。受け継がれた技・システム・コミュニケーション・思いやり・責任感・向上心・etc. これらのコラボレーションで実現することが出来る非常に大切だけど時間のかかる取り組みなのです。

 

リフォーム・デザインコンテスト7年連続受賞中!! 

2013年からコンテストの応募をはじめ、なんと、その年から7年連続受賞中です。コンテストへの取り組みを通じて、より完成度の高いリフォーム工事を目指し、多様化したお客様のニーズにお応えできるノウハウを蓄積していきたいと考えています。

CS・品質UPのルールブック

これを具体的に実現するために、アレックスには、ルールブックと呼ばれている
「具体的な注意事項集」があります。これはアレックス50年以上の歴史の中で、何人もの担当者が何百・何千という現場を納めていく間に培った知識と経験を会社全体で共有する目的で作成され続けているものです。社員全員で監修をし、現在も進化を続けています。商品も進化の速度を速め、お客様のニーズも変わりやすくなっている現在では、我々にとっては無くてはならない重要なツールになっています。
使用方法としてまずは、現場ごとに事前にチェックシートを作成し、個人のスキルや現場の難易度に応じて適切な担当者と打ち合わせをして、工事内容に該当する「具体的な注意事項」を抜粋することで、各現場専用の「注意事項集」を作成するのです。
長い会社の経験すべてと照らし合わせて、お客様のリフォーム工事専用の「注意事項集」を作成してから工事に取り掛かるというわけです。

協力会社様「表彰制度」

表彰制度に関しましては、工事完了後に実施している「お客様アンケート」の結果(1年分)を集計し、職人さんや問屋さんを 「マナー部門」・「安全部門」・「現場美化部門」 等の部門ごとに、毎年行われるアレックス大新年会の際に表彰させて頂いています。これらは直接的な施工技術力に関するものではありませんが、技術力UPを実現するためには非常に重要なポイントになっています。 大人になってから表彰状をもらうのは、誰でもとっても嬉しいもの、「今年こそは!」と意気込む協力会社の皆様たちの熱い眼差しは、明らかにビンゴの時とは異なり真剣そのものです。

工程表への取組み

工事完成度を上げていくためには、より良い現場環境が大切です。職人さん一人一人が作業をしやすいように現場の環境を事前に用意していくことも重要な業務です。現場での職人さんの出入を交通整理する目的に作られる工事工程表、職人さんの作業スピードなどを読み切り、どの工事にどれくらいの時間がかかるかを正確に予想が出来れば、正確な工事工程表が作成する事が出来ます。「オタクの工程表は狂わない」と頻繁に工事をさせて頂くマンションの管理人さんから褒められます。我々としては当たり前のことなのですが、結構いい加減に‘大体’で作成している会社さんが多いようです。

その他の取組み

その他には、現場に貼る注意が記載された「張り紙」には、決まり決まったフォーマットではなく、アレックスとして常に現場のルールとしている基本的な事に追加して、その現場特有に注意しなければならない事を毎回書き直し、お客様の現場専用の「注意事項」を掲示し、現場に携わる人々皆に注意を喚起します。また、様々なアレックスの現場特有の注意事項やルールなどは、忘れることがないよう、現場の工事依頼書等を送るごとに、毎回違う内容をランダムに記載し、ルールが風化しないように促しています。

「ちょっといい話」頂きました

昨年とてもうれしい事例がありました。マンションでスケルトンリフォームを施工中のことです。朝一の現場立会いが出来ずに少し遅れて現場に到着した時、管理人さんから声をかけられ「アレックスさんの職人さん達は朝必ず挨拶をしてくれるので安心で、信頼できます。」と言ってもらえました。実はこういう話は他の現場でもよく耳にしていた事だったのですが、この時は同時期に別の階で他社のリフォームも行われていたので、比較をされ改めてアレックスの職人さん達のレベルの高さを実感できたのです。管理人さんを味方につければその後の工事がやりやすくなるのは勿論、些細な近隣からのクレームも収めてくれます。
更に、お客様は工事が休みの日には現場に度々訪れていた様で、営業に電話がありこう言われました。「現場がすごくきれいでびっくりした。これなら本当に安心できます。」毎日、道具を1箇所にまとめ掃除を怠らなかったからです。褒められれば現場監督としてももっと良くしようと向上心も湧いてくるもので、とても良い相乗効果が生まれたと思います。
 工事が終わってお客様が引越してくると必ず施工中のトラブルが無かったかを管理人さんに聞いています。その時によく言ってもらえるとお客様の顔も立てる事につながります。よい口コミは悪い噂と違ってなかなか伝わりにくいものです。特に挨拶やマナーは周囲から見れば当然と思われているからかもしれません。比較されて気付くものかもしれません。それでも続けなければ意味がありません。「急がば回れ」の精神でがんばりましょう!!

↑ 2017年に世田谷店のリフォーム工事を行いました。その時の記録動画です。